この記事では、ファーマシスをご利用のママさん薬剤師が実際に再就職面接で問われて返答に窮してしまった質問をご紹介しています。
通勤時間が長かったので、あらためて通いやすい自宅の近くで探すことにしたというママ薬剤師が多いですが、職場に育休を使う人がほとんどいなかったなど、ありのままを述べていただいて大丈夫です。
ただし、たとえ真実であるにしても前職への批判(子育てへの理解のない職場だったなど)に結びつけないで説明したほうが好感度が高いです。
働くこと以外に、何か大切なこと(育児など)を優先させたためにブランク期間が長かったわけです。
働くことに対する意欲に関係した質問なので、的確な回答が必要です。
キャリアコンサルタントとしっかり回答を練り上げてください。
もしママ薬剤師が正社員を希望しているのであれば、ほとんど自由はききません。
一方、パートタイムや派遣の場合は、自宅の近くや週3日など希望を主張してまったく問題がありません。
ママ薬剤師が正社員として復帰できるのは、ブランク期間が短い場合が多いです。
長いブランクだと、会社は貴方が即戦力として使えるのか分からないので、なかなかタフな再就職活動になるはずです。
正社員を希望される場合は、キャリアプランとキャリアゴールに、ブランク期間と今回の再就職をどのように位置づけているのかを的確に回答しましょう。
一種の圧迫質問です。ブランク期間に適切な勉強を続けてきたことや、人間関係が得意であることなどをアピールしましょう。中途採用は新人採用と異なり、大なり小なり即戦力であることが求められています。
お子様が幼稚園や小学校に行っているあいだだけ仕事をされる場合であっても、子供がらみの突発的な急用で仕事を休みがちで、業務に支障をきたすのではないかと心配されます。
夫や両親などのサポートが得られることをアピールしましょう。
薬局の求人で土日休みという求人は、単科の小さなクリニックの門前や、公立病院の門前でないとなかなかありません。
ドラッグストアは年中無休のところも多いですから、ゴールデンウィークや正月でさえ、シフトに従って出勤の可能性があります。
調剤薬局は病院のお休みに合わせて日曜日がお休みのところも多いですが、最近は調剤薬局とドラッグストアの垣根がなくなりつつありますので、
シフト制で土曜日又は日曜の出勤がありえます。
適切に回答できるようキャリアコンサルタントと入念に打ち合わせしましょう。